続•ずっとずっと貴方の事を愛し続けます




寝室へと戻ると急いで小五郎さんを起こした。


「こ、小五郎さん!起きてください!」



「ん、巳甘さん?どうしたんですか?」



「小五郎さん、今日

















学校ですよ!」



そう、晋作さんたちが制服を着ているのを見て思い出した。



今日は土曜日。



通常は休みだけど今日は特別に学校がある日なのすっかり忘れてた。



小五郎さんもそれを聞いて飛び起きた。



時刻は…



「小五郎さん…もう、休みません?」



遅刻確定まで残り5分だった。



遅刻するなら休みたい…



「いや、遅刻してでも今日は行かないと駄目です。」



小五郎さんがそう言うからあたしは渋々学校に行く支度をしに自分の部屋に戻った。



戻る最中晋作さんと龍馬さんがのんびり歩いてた。



声をかけたら



「先に行く。」



「巳甘、すまんのぅ。俺らはこれ以上遅刻したらやばいんじゃ。」


と、2人は雑談をしながら先に行った。



いや、もうあと2、3分でチャイムなるのに何故そんなに呑気に歩いてるのかあたしには不思議でたまらないのですが…



あたしは急いで部屋に戻って軽くシャワーを浴びて…



とにかく急いだ。