「お、蛇か?前世の巳甘にそっくりだな。」
いきなり西郷さんが甘味を連れて抱きしめてた
「この白い鱗に赤い目…。ああ、可愛いの。」
(な、なんなの!この人は!巳甘助けなさいよ!)
「分かったよ。西郷さん、甘味が嫌がってますよ。」
「もう少し。」
「駄目です。これからお兄ちゃんに会うから。」
あたしは無理矢理西郷さんから甘味を奪った。
「よし、決めた。巳甘だけ特別に生き物の持ち込みを許可する。」
「西郷さんが甘味に会いたいだけでしょ。」
「さぁ、何のことやら。」
「まあ、いいか。甘味を置いて学校なんか嫌だからね。」
(あたしはどっちでもいいわ。)
「どっちでもいいってことはあたしと学校に来てくれるってことでしょ?やった。」
「巳甘は蛇と話せるのか?」
「勿論。いいでしょ。」
「羨ましい…」
プルルルル
突然あたしのケイタイが鳴った。
「出てもいい?」
「いいですよ。」
ピッ
「もしもし?」
『終わったんなら連絡くらいしろ!この馬鹿っ‼︎‼︎』
最後うるさかったから思わず耳から離した。
「ご、ごめん。お兄ちゃん。西郷さんが…」



