あたしは金平糖が入ってある瓶を取り出し金平糖を3個取り出した。
一つはあたし
一つは吉田の。
もう一つは甘味の。
パク。
「…やっぱり金平糖は美味しい。ね、そう思うでしょ?甘味」
(そうね。でも私は甘いものより辛いものが好きよ。)
あたしは甘味を籠から出しあたしの膝の上に乗せた。
「あたし辛いもの嫌い。お兄ちゃんが確か辛いもの好きだったけな。」
「巳甘は馬鹿なの?歳三さんは漬け物が好きなんだよ?辛いものが好きなのは僕。」
「そっか!そうだったね。」
「馬鹿だよね?巳甘って馬鹿。」
「2回も同じこと言わないでよ。」
「馬鹿。」
やっぱりこいつ性格が嫌い。
「むぅ…」
「顔が蛸になってるよ?」
「馬鹿。」
「はいはい。それより寝てなよ。まだ現場にはつかないから。あと一時間はかかるよ。」
「うん。そーする。現場は何処?」
「高校だよ。ほら、寝ないと疲れるよ。」
あたしは寝ないと疲れると思ったから寝ることにした。



