「そ、そう。私」 「どうした?」 「...あ、あのさ。徹今何してる?」 「風呂入って丁度出たとこ」 「じゃあ、今時間ある?」 「ん、あるけど」 その言葉をきき、ホッと安堵する。 今ここで徹に忙しいとか言われたら 本気で泣くとこだった。 「あの...、しばらくの間電話繋いでていい?」 徹にあたしが電話をかけた最大の要件を述べる。