「ふふっ」 「なんだよ、急に」 「なんかね、幸せだなって思って」 こうやって徹と一緒に居ることができて。 ぬくもりを感じられて。 優しさをもらう事ができて。 幸せだ、本当に。 「なんだそれ」 そう言う徹の顔は少し赤い。 照れてる徹を見たら、私まで恥ずかしくなって、私の顔も赤くなっていくのがわかる。 涙はいつの間にか止まってた。