お前は俺に甘えてろ



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徹の腕の中、凄くあったかい。



石鹸の香りがする。



落ち着く、この香り。



お風呂上がりの徹は、今もまだ髪が濡れている。



真冬の今、きっと寒いだろうに私のところまで来てくれた。





それが、どうしようもなく嬉しくて



ーーーー罪悪感でいっぱいになる。




徹に迷惑をかけてしまったという罪悪感でいっぱいに。