「あー、龍平くんじゃん!おはよ!」 「おはよ。早く行かないと遅刻するよ。」 ほーらね。 私以外にはいつも笑顔で、優しい。 そんな龍平がずっと好きだったんだよ。 今では、喋ってくれないし目を合わせることもないのに。 優しい龍平をみると、胸がドキドキして そして、苦しくなる。