すると…




…ぜぇはぁゼーハー




と肩で息をしながら龍馬と桂と吉田が来た。

「もぅ無理…」


と言って座り込む吉田。

「黒羽ゼェハーー…速すぎぜよ…」


と膝に手をつく。


「お前…超人だな」


と言って桂は黒羽の肩に手を乗せる。


『そうかなぁ…やっぱり』


「ちげぇよ!!お前はただ運動神経がいいだげだ。」

優しく頭を撫でた。


こういう時に頭を撫でてやると嬉しそうに目を細める。


そしていつも最後には「有り難う」と微かに笑って言うのだ。


やっぱり不思議な力の事を気にしてたんだな。

と改めて思わせるそして俺は黒羽を笑顔にしてやりたい!

といつも思うのだった



以蔵SIDEend