「それにしても…びっくりしたがや」

眠った黒羽を見ながら言う。

「あぁ…でも未来から来たってのは本当なんだろうな…」

以蔵も黒羽を見ながら言う。

「だが…どうしたらこんな人に敏感になるのだ?未来でどんな事をされていたんだ?

まだこんなに幼いのに…」

以蔵はそういいながら黒羽の頭を撫でたのだった 。