「普通の人ではないと思うんですが…」


とボソッといって続ける


「僕は沖田宗次郎と言います。」


と言って私が頼んだ餡蜜を食べる。


「何勝手に人の食べ物食べてるんですか!?

てか…貴方…壬生…なんでもありません…

あっここにお勘定置いとくんで。

この余りのもの食べていいので払っといてください。」


と言って壬生寺の方に走っていった。