黒羽が龍馬と外へ行きたがらないのは、
五月蝿くてすぐに壬生浪や浪士など
幕府側に見つかる場合があるからだ。


黒羽が部屋を後にしたあと…


「…黒羽…ひどぃ…」


とかなんとかブツブツいいながら、部屋の隅の方でのの字を書いていたのだった。