そして12年後…

黒羽は17歳!!


『龍馬〜!!以蔵は?』


男装をした黒羽がピストルの弾の入れ替えをしながら言う。


「また男装しちょるかよ!?!?!?」

と黒羽が男装していることに口出しをする。


『いいじゃん!!!』

そういって続ける、


『んで以蔵は?』

もう一度きく


「いったん江戸に戻ったぜよ。」

『へー…甘味屋行こうと思ったのに…』


俯きながら言うと


「…俺がついてっちゃるよ」

と胸を張っていうが…


「お断わりします((黒笑」


黒羽はそういうと、ピストルを両足の太股(ふともも)の上の方にあるホルダーに突っ込んで、クナイとピストルの弾を袖のなかに作った隠しポケットにいれて部屋をでた。