幕末の狂い咲きの桜の下で…




「そんなこと心配することないぜよ!ちと驚いただけぜよ。」

と言って黒羽の頭を撫でる。

『そうなの?』

と首を傾げて龍馬に問う。



「そうぜよ!!」

と黒羽を撫でていない手でガッツポーズをする。

『わかった!!』

と元気よく言って軽く笑った。


「所で…2回目は何で泣いたんだ?」

と以蔵はふと思ったことを述べる。