幕末の狂い咲きの桜の下で…




龍馬と以蔵は何も喋らず、平然と聞いている用だが、

実は

以(今すぐ殺してやりてぇ…)

龍(どうやって殺ろうぜよ)

と怒りで煮えたぎっていた。


そしてまた黒羽は話し始める…

『私はいつしか感情をなくしました。

それからも続く暴言、暴行、扱いに耐えきれなくなり、私は5歳の誕生日に…

飛び降り自殺…

高いとこから身投げをしました。

そしたら…何故かここに来てしまったんです。』

感情のない顔つきで幼児言葉ではない黒羽は体は小さいのに大人びていて少し怖いくらいだったが・・・