『未来から来たからです。』 「証拠は?」 『特にないです。』 黒羽は顔を反らす。 自分の死が早いことに戸惑いを隠せない沖田はその感情を黒羽にぶつける。 「騙してた人のことなんて信じられるわけない。」 あぁ、結構グサッとくるなー。 なんて黒羽は内心思いつつ、 『落ち着いてください。 大丈夫です。』 無理矢理笑顔を作り、沖田の頭に触れる。