『そんなことないです。



けれど…


あなたたちはとても短い生涯で終わってしまいます。』





そう言うと土方は俯く。



『山崎さん、沖田さん…


そろそろ、でてきてはどうですか?』



唐突に言う黒羽にみんなハテナが頭に浮かぶ。




上から黒い物体が落ちてきて襖がスッとひらかれる。



「バレとったとはなぁ〜」




少し黒羽を睨み気味だったが別に殺気などは感じられない。




「そういう話は僕も混ぜてくださいよ。」




ムスッとした沖田が入ってきて斎藤のとなりにドサリと座る。