失礼します、と入ってきた新見にお茶置いたら出てけ、と目で会話しお茶を一口飲むと



「単刀直入に言いますと、


先ほど巡回へ玖龍と行ってきたのですがそこで玖龍が人を斬りました。」


「 …黒h、玖龍はどうした?」



鴨は黒羽と言いそうになったが玖龍と言い直し一,をみる。



「はい、斬った後に倒れた故副長の部屋で寝ています。」



「敵斬った時、玖龍はどんな感じだった」



眉をひそめ、局長の顔になっている鴨を見て、一,は少し身を固くし、



「笑ってました。」

と、短く答えた。



鴨はそれを聞くと立ち上がり



「斎藤、お主はここで待っておれ。」



「御意」


一言残すと、新見にも一言掛けたらしく


「俺も行きます!!」



と新見の焦ったような声が聞こえたのだった。


話には出てきてないですが黒羽と新見は何気仲がよろしいのです。