「それあんさんにあげます。」


と弥生はいう。


その言葉に黒羽は戸惑っていると…


「どうか貰ってやってくだせぇ…」


と椰知がいう。


すると一,が


「そう椰知さんもいっているんだ、

言葉に甘えて貰っておけばいい」



と黒羽の頭を撫でながら優しく言った。



『はい!

有り難く使わせてもらいます!』



それから二人は町の人混みの中に帰っていった。



「…あのクナイと刀…普通は持てない…なぜなら―――――」



そんなことを弥生が言ってたと言うことは二人は知らない…