幕末の狂い咲きの桜の下で…





「その刀は<妖刀>とゆーて人を選ぶんや。」



と弥生はいった。



「で…この刀にするんか?」



斎藤は黒羽に聞いた。



『うん!!…あ、じゃなくてはい!!


斎藤さんこの刀にします!』

「そうか。それから敬語じゃなくてもいい。

それから一でいい。」


といっきに言ってきた一。


『了解っ』


といって微かに笑う。



「早く笑えるようになるといいな…」



小声で言うとお金を払いに椰知に近づいた。