幕末の狂い咲きの桜の下で…





『そーですか…


俺は三番隊平隊士の玖龍零と言います!!


今日はご飯を作らせて頂きました。』



そういって歩から目線を外して手を見た。



ソノ手は震えていて自分でもため息をつきたくなるほどだった。



「そうなん?

味見させてもろうてもえぇ?」


黒羽が震えているのに気が付いたのか、

優しい声で言った。



それで心配させまいと黒羽は


『はい!!』

と元気よく答えた。



黒羽は少しお皿にカレーの具をいれて歩に渡した。


歩は一口カレーを口に運ぶと、


「美味やなぁ〜…

何っゆぅ食べもんなん?」



『カレーと言います。』



「かれぇ、ゆーんかぁ〜。」



発音が違うのに黒羽は少々苦笑しながら。