「では、明日買いに行くか?」



優しく笑う


『良いんですか!?』


「当然だ」


と言ってクスリと笑う。



「僕もいきたい!!」


手を挙げて言う沖田。


「明日総司は巡察があるだろ。」


そういうと沖田は唇を尖らせて道場を出ていった。


『じゃぁ明日行きます!!』



元気よく言う。



「うぬ…分かった副長には俺からいっておく。


…所で……もう此処には慣れたか?」



『…平隊士以外にはほんのちょっと…』



そう、ふるえながら言った。



「そうか…まぁ気楽にやれよ。」



斎藤は黒羽の頭を軽く撫でて平隊士達に



「今日の稽古は此処まで!!」


と言って部屋に戻って行った



ひそかに黒羽は



優しい人だな。



そう思いながら自室に戻った。