幕末の狂い咲きの桜の下で…





「零君何してんの?」



と沖田が驚いた顔で言ってきた。



『斎藤さんが俺のこと無視したので試合を止めました…』



無視を少し強調して言い、


頬を少し膨らます黒羽。



そんな黒羽に隊士全員唖然としていた。



斎藤は少しどもりながら謝り続ける。




「だが…三段突きと片手平刺突を同時にとめるとは…」



そう…黒羽は片手平刺突を素手で止めて三段突きを竹刀で止めたのだ。



『そんなのどうってことないですよ…』



拗ねている黒羽は投げやりにそういって本題を続けた



『あっ斎藤さんに報告があってきました!!


本日おれは三番隊に所属することになりました!!


よろしくお願いします』