幕末の狂い咲きの桜の下で…





苛立ちに人間恐怖症なんて悪れて平隊士から竹刀を奪い取り、


斎藤と沖田が互いに


斎藤は片手平刺突。


沖田は三段突き。




…ダンっ



というのと同時に斎藤と沖田の間に入り



…ギシ



…パシッパシッパシッ



…し〜ん…




しーんとしたところで、


斎藤と沖田が正気に戻る。




『あっぶなぁ』



そういって口だけ笑う黒羽。