土方の部屋の前につくと



『玖龍です。


入っていいですか?』


少し低めの声で言う。



「あぁ、入れ。」



黒羽は土方の部屋に入り襖をしめて土方のそばに座った。



土方は仕事をしていて机に向かいながら




「どうした?」


と話し掛けてきた。



『あの、今頃なんですが…


俺って何番隊ですか?』



少し震えながら言う黒羽に優しく



「お前が平気な所に入れ。」



そう言った。