幕末の狂い咲きの桜の下で…





『この技は「風幻」と言います。


沖田さんの三段付きを見て編み出しました。


でも三段付きは…幻…風幻の幻にあたります。


そして風のような早さで心の臓あたりに付きをいれたりするのが…


風幻の風にあたります。』





「…強いな、お前…」



『…全然。』



冷たく言い放った黒羽。



平助は




(零って剣持つと性格変わるな。)



と思ったのだった。