そして数秒後…

「大丈夫か?震えていたぞ…?」



と心配です、てきな顔で黒羽の顔を覗き込む。



『はい…少々怖かったですが……』



呟くように言う。



「そうか。

じゃっ気を付けろよ?」


『はい…?』



黒羽は何に気を付ければいいのかわからなかったが一応返事をしておいた。



「では、またな…」



と黒羽の頭をポンッと叩いて去っていった