「いえ。あのなんか土方さんみたいでっ」



くすりと微笑し斎藤の眉間に指をさしていう。



「そっそうか?

…玖龍…///

お前はそうやって笑ってたほうがいい…///」



と照れ臭そうにいう。



『ありがとうございます。


でも俺あんまり笑えないんですよ…


訳有りで。』


無理に笑う黒羽をみて斎藤は


「そうか。

その訳いつか聞かせてくれるか?」



口角を少しあげ、黒羽の頭に手を置いてそういった。



『はい!!!』



と元気よく言ったのだった



「あっ…台所に行けば何かしらある。


適当にそこで作ってくれ。

土方さんには俺から言っておく」



そういって道場から出ていった。




『皆優しい人達だな』



と呟きながら道場を出た。