幕末の狂い咲きの桜の下で…






『おわったぁ〜…』



やることを終えた黒羽は道場の隅に座る。



『皆まだこないかなぁ…』




…そう言えば…




龍馬達に能力がどんなのか一回も話したことなかったなぁ…



龍馬達元気かなぁ…



などと思いながら人差し指をたてて近くに転がっていた竹刀を浮かす。