幕末の狂い咲きの桜の下で…

「…けどよ……その栗色の髪は目立つぞ?それから目も」

「そうじゃのぅ……髪は鬘(かつら)付けるぜよ!!」

といって龍馬はどっかに走りだした。

『りょまはどこ行ったの?それと目は前髪で隠すよ?それかりゃ、もくちょー(木刀)ある?』

「龍馬は鬘を取りにいったんだ。…なんで木刀が必要なんだ?」

『そうにゃんだ…んちょね、しゅぶりしたいから!』

というと以蔵はビックリしている

「黒羽剣術できたのか!?」

『うん!私色々やってたんだ!』

「何やってたんだ?」