『何か探されてます?』



そう黒羽は芹沢に問う



「みたいだな。

行ってやれ。」



芹沢は娘を見る父親のようにフワリと笑いそういった。



『わかりました!!』



「あぁ、それから敬語はいらんからなっ」



「はーいっ」



何げに芹沢に懐いた黒羽だった。