「真似すんじゃねぇーよ。」
「え.......。」
魁斗の言葉にびっくりして後ろを振り向く。
魁斗はああいう喋り方を私たちにしか見せない。
なのに。
幸桜はただ驚いてた。
「言っただろ。この赤は大事な人との約束なんだよ。その人の
好きな色なんだよ。それ知ってて真似するとかお前最っ低だな。」
「別にそういう意味じゃ.....。」
「それに、お前人のこと見下すから嫌いなんだよね。心が汚い奴
なんかとお揃いとか嫌なんだけど。」
「ちょ、魁斗。」
約束だからって言ってくれるのは嬉しいけど、言いすぎ......。
幸桜は悔しそうに泣きそうな顔でその場から走り去った。

