みずな side












「あ、やっときたよみずなたち。」




本家での私と夏の生活スペースである一室でまるで自分の家のようにくつろいでいる龍太。






お前、くつろぎすぎ。








「あ!龍太!俺と遊んでよ!」





「お、小僧。俺様を呼び捨てとは…治らんやつだな!」





龍太はそう言って楽しそうに夏也とじゃれ始めた。







「ふぁ……。どうでもいいけど、はやくパーティーしよーよーお腹減った」






治矢…。



お前の目的は食べ物だろうが。





「治矢くん!ななみ、もう3歳になるんだっ!」




「うんうん、大きくなった。さ、ご飯食べようか」






ななみは治矢の横にちょこんと座った。










「すいません、俺たちがこんなくつろいで。」





直気はそう言いながらちゃっかり一番くつろいでる気がする。






雑誌とか読んじゃってるし…。