「あ、みずなと直気だ!帰ってなかったのー?」 私が悶々としていると後ろから龍太の声がした。 振り返るとみんないる。 いい機会だ。 「おい、みんなちょっと」 私はそう言ってみんなに手招きをする。 「どうしたんですか?」 「なになにー?」 「………眠いの?」 「?」 直気は私に疑問の視線を向け、他のみんなは私に向かってくる。