ガラッ
懐かしい…
昔よくここで、3人で遊んだっけ…
俺はふと棚においてあったアルバムに手を伸ばしていた。
「あっ…。なんだよ、花蓮。
陸誕生日って、なんで俺のばっかなんだよ。」
俺はその答えをすぐに知ることになった。
パラッ
なんだ、この手紙?
〝陸へ
封筒には見覚えのある花蓮の達筆な字で俺の名前が書いてあった。
俺は封筒を開け、好奇心からその手紙を開いた。
〝陸へ。
昨日の試合はお疲れ様。最後…残念だったね。でも、みんな生き生きしててかっこよかった!
でね、わたし達ってもうずっと…
18年近く一緒にいるよね。
私ね、心臓弱いでしょ?
だから、秀太と陸が守ってくれてとっても嬉しかった。
私が中二のとき、入院していた時も毎日来てくれて楽しかった。うれしかった。
あのね、私、秀太に告白されたの。
一昨日なんだ。
帰りがたまたま一緒で、バイバイするときに抱きしめられた。
私、びっくりして何がなんだかわかんなくて、でもね、
そしたら秀太が好きだって言ってくれたの。
でもね、私は…
陸が好きなの…。
だからね、言いたいことは陸が好きってこと。
でも多分陸はバスケ部のマネの先輩。
暁先輩が、好きなんだよね。
もし私のことが好きじゃなくても、
ずっと私の自慢の幼なじみでいて?
私は応援するから。
あとね、もう一つ。
大切な話があるの…それはね、
私っていつ死ぬかわからない。
だからね、陸は、私が死んでも気にしないで?
私が願うことはただ1つ。
陸と秀太といつまでも、ずっと、
ずーーーーーっと、かけがえの無い幼なじみじで、いることだよ。
懐かしい…
昔よくここで、3人で遊んだっけ…
俺はふと棚においてあったアルバムに手を伸ばしていた。
「あっ…。なんだよ、花蓮。
陸誕生日って、なんで俺のばっかなんだよ。」
俺はその答えをすぐに知ることになった。
パラッ
なんだ、この手紙?
〝陸へ
封筒には見覚えのある花蓮の達筆な字で俺の名前が書いてあった。
俺は封筒を開け、好奇心からその手紙を開いた。
〝陸へ。
昨日の試合はお疲れ様。最後…残念だったね。でも、みんな生き生きしててかっこよかった!
でね、わたし達ってもうずっと…
18年近く一緒にいるよね。
私ね、心臓弱いでしょ?
だから、秀太と陸が守ってくれてとっても嬉しかった。
私が中二のとき、入院していた時も毎日来てくれて楽しかった。うれしかった。
あのね、私、秀太に告白されたの。
一昨日なんだ。
帰りがたまたま一緒で、バイバイするときに抱きしめられた。
私、びっくりして何がなんだかわかんなくて、でもね、
そしたら秀太が好きだって言ってくれたの。
でもね、私は…
陸が好きなの…。
だからね、言いたいことは陸が好きってこと。
でも多分陸はバスケ部のマネの先輩。
暁先輩が、好きなんだよね。
もし私のことが好きじゃなくても、
ずっと私の自慢の幼なじみでいて?
私は応援するから。
あとね、もう一つ。
大切な話があるの…それはね、
私っていつ死ぬかわからない。
だからね、陸は、私が死んでも気にしないで?
私が願うことはただ1つ。
陸と秀太といつまでも、ずっと、
ずーーーーーっと、かけがえの無い幼なじみじで、いることだよ。

