洸佑が大人の余裕なんてあるわけない。 ただバカなだけなんだよね。 「近々……ね?」 「……え?」 驚いた表情の洸佑はすごく間抜け顔。 こんなバカが好きなあたしは、もっとバカ。 「花香すげぇ好き」 「はいはい」 でもこんなに幸せな気持ちになるなら、バカでもいいかなって思えた。 *あたしの彼は幼なじみ*おわり