私からいちごミルクのパックをとり、ゴミ箱に投げ捨てると、私の手を引き歩き始めた。 何でそんな強引なの!? 少し驚きながらも、私の意志を完全無視して廊下を歩き出す。 「へぇ~ここは展示か」 「……」 「お化け屋敷とか定番だよな」 「……」 「メイド喫茶とか絶対するとこあると思った」 教室の中を覗き込みながら、いろいろ進んでいく。 いろいろしゃべってるけど、私は無反応。 口を開かない。 なのに、笑顔でしゃべり続ける大希くん。 何でこんなに笑顔なの? 本当の大希くんが分からない。