私が原因であるならば私が居なく成れば済む事…


だから私の存在自体を過去と一緒に封印する事を第一の願いにした。

それが正しい事だと私は信じたから…


第二の願いは四神も一緒に封印する事だった。
奏は消えたとしてもまた同じ様に違う場所で同じ事が繰り返される恐れがあったから…

例えそれが白虎の鎧では無かったとしても…

それは絶対に避けたい事で秘密兵器にされた人の気持ちを考えるととてもじゃ無かった。


鎧の力が異様過ぎたんだとしても…



例え朱雀の鷯であったとしても…

青龍の鰓だったとしても…

玄武の慂だっとしても…


四神である以上いつどこでどう成るか?解らないから…


だから気に成る芽は全て私が封印する。

どんな些細な事だってそれは同じ。



可能性を感じられる要素や要因は全て私が封印する!


そう決めたから…


独断で全てを決めてると言うのは十分に解ってた。

でも自分の事。

私自身の事だったから誰にも邪魔はされたく無かった。



私の願いは3つあり一番最後の願いは…



きっと…

きっと叶わない…

どれだけ頑張ってもどれだけ鎧を愛していても叶いはしない願い想いなのだ…