でも私は鎧の所へもし…

もし…


行けないとしたら…



そうしょうと思ってた。


鎧の中で私はずっと生き続け様と…


鎧だけを愛し…

鎧だけを見詰め…

鎧の中で私は生きるそう決めてた。



愛しい人の中で…


愛しい人の想い出をいだき私は鎧の中で生き続けたい…



私の我儘…



迷惑を掛けた人達を救うにはそれしか他に無い…


そしてこの世から抹消され家族の記憶の中にも私が居なかったと言う事に…

存在して無かったと言う事で…


それでいい…

それでいいんだ…



私は間違った事をしてない…


時を巻き戻し一番最初の【奏】が生まれる前に時を戻し封印するだけ…

それで…

九条家は争いや戦い憎み合う事も権力などから解き放たれるんだから…



私の絆は家族とでは無く鎧と過去から繋がったまま切れる事が無かった。

だから私はその絆を信じ…

四神が住む世界へ行ける様にする。



鎧が聞いたらきっと怒るだろう…

けどそれが一番いい方法。

上手く行けば私は鎧達と永遠に一緒に居れる…

もし失敗したとしても私の魂は鎧の中でずっと行き続ける…



これでいいんだ…