「でも、できましたよ! 最長記録!」
そう言って永輝を見たとたん、ボトルが大きく傾いた。それをあわてて左手でキャッチする。
「どうしよう、すごく楽しい! できるようになると嬉しいですねっ!」
菜々が顔を輝かせて笑うと、永輝も同じように笑った。
「だろ? ついいろいろ研究してしまう。フレアの大会を見に行ったり、DVDやユーチューブでフレア・バーテンダーが公開している映像を見たりして、勉強してる」
「そういえば、永輝さん、大会に出たことないって言ってましたよね。出てみないんですか?」
「俺はまだまだだよ。楽しんで趣味でやってる程度だからきっと予選落ちレベルだって」
「そうかなー。すごく上手なのに」
菜々が残念そうに言ったとき、永輝が川のある西側に目をやった。
「そろそろ日が落ちてきたな」
言われて、菜々も西を見た。大きな太陽が空を茜色に染め始めている。
(夢中になってたら夕方になっちゃった……。永輝さんはバーの仕事があるよね)
楽しい時間が終わってしまうと思うと、寂しさが込み上げてくる。
(もう少し永輝さんとお話ししてみたかったな)
そう言って永輝を見たとたん、ボトルが大きく傾いた。それをあわてて左手でキャッチする。
「どうしよう、すごく楽しい! できるようになると嬉しいですねっ!」
菜々が顔を輝かせて笑うと、永輝も同じように笑った。
「だろ? ついいろいろ研究してしまう。フレアの大会を見に行ったり、DVDやユーチューブでフレア・バーテンダーが公開している映像を見たりして、勉強してる」
「そういえば、永輝さん、大会に出たことないって言ってましたよね。出てみないんですか?」
「俺はまだまだだよ。楽しんで趣味でやってる程度だからきっと予選落ちレベルだって」
「そうかなー。すごく上手なのに」
菜々が残念そうに言ったとき、永輝が川のある西側に目をやった。
「そろそろ日が落ちてきたな」
言われて、菜々も西を見た。大きな太陽が空を茜色に染め始めている。
(夢中になってたら夕方になっちゃった……。永輝さんはバーの仕事があるよね)
楽しい時間が終わってしまうと思うと、寂しさが込み上げてくる。
(もう少し永輝さんとお話ししてみたかったな)


