最後までご覧くださり、ありがとうございました。とっても嬉しいです!

 読み終わった今、どんなお気持ちでしょうか?

 菜々と永輝の恋に少しでもドキドキハラハラしていただけましたら、幸いです(バレバレ?)。


 私事ですが、私の父には若い頃、父の父(私の祖父)が決めた婚約者がいたそうです(お、どこかで聞いた話?)。

 ところが、友達とその友達の女子グループと遊びに行ったとき、母と出会って恋に落ち……。祖父には「どこの馬の骨ともわからんやつに会うか」(これもどこかで聞いた?)などと反対されつつ、駆け落ちすることなく結婚し、現在にいたっております。

 孫の私から見て、祖父と父の関係は普通に思えたのですが、先日祖父が亡くなり、本来なら喪主を務めるはずの父が、喪主を務めることも位牌や遺影を持たせてもらうこともなく、ぎこちなく葬儀が終わりました。

 まだ二人の間には(あるいは親戚の間に?)確執があったのかな……? 口数の少ない祖父でしたので、同じく不器用な父と気持ちをもう一度通わせることはなかったのかもしれません。

 あ、なんか暗い話になりましたね。物語では菜々と永輝の気持ちが頑固者の祖父の心を動かしてくれました。二人の未来が幸せなものになりますように! ということで、この物語を【了】とさせていただきます。

 読者登録していただき、今回は途中で簡単感想までいただき、すごく励まされました。こうして書き上げることができ、感謝感激です。ご覧くださったみな様、本当にありがとうございました。