彼がフライ返しで部屋の左側にあるダークブラウンのドアを示した。その向こうにバスルームがあるということなのだろうが、初めて会った男性の部屋で無防備にもシャワーを浴びるなんて恐ろしいことはできない。
「い、いいえっ。あの、顔だけ洗わせてください」
「どうぞご自由に。洗面所もそっち。タオルは横の棚に入っているから好きなのを使って」
「すみません」
菜々はベッドから下りようと体の上からタオルケットをどけたが、スカートが乱れて太ももが丸見えだったので、真っ赤になりながらあわてて裾を引き下げた。
「す、すみません」
そうして永輝の前をすり抜け、示された左側のドアを開けた。ドアと同じ色の廊下を歩いて、右手にあるドアを開けるとそこが洗面所だ。蛇口をひねって冷たい水で顔を洗い、横の棚からふかふかの白いタオルを取って拭く。
(私……きっとバーで酔いつぶれちゃったってことだよね……)
ステキなパフォーマンスに見とれ、おいしいカクテルを飲んだことまでは覚えている。
(飲み慣れてないのに、二杯も飲んじゃったからかな……)
「い、いいえっ。あの、顔だけ洗わせてください」
「どうぞご自由に。洗面所もそっち。タオルは横の棚に入っているから好きなのを使って」
「すみません」
菜々はベッドから下りようと体の上からタオルケットをどけたが、スカートが乱れて太ももが丸見えだったので、真っ赤になりながらあわてて裾を引き下げた。
「す、すみません」
そうして永輝の前をすり抜け、示された左側のドアを開けた。ドアと同じ色の廊下を歩いて、右手にあるドアを開けるとそこが洗面所だ。蛇口をひねって冷たい水で顔を洗い、横の棚からふかふかの白いタオルを取って拭く。
(私……きっとバーで酔いつぶれちゃったってことだよね……)
ステキなパフォーマンスに見とれ、おいしいカクテルを飲んだことまでは覚えている。
(飲み慣れてないのに、二杯も飲んじゃったからかな……)


