エイキは三本のボトルを受け止めると、一本からカラメル色のドリンクをシェーカーに注いだ。音楽もいよいよ終盤に向かう。エイキはシェーカーに氷を入れて、濾し器(ストレーナー)とキャップを被せ、シェークし始めた。シャカシャカという小気味よい音が音楽に重なり、曲が終わると同時に、キャップを外して中身をカクテルグラスに注いだ。深い琥珀のような色で満たされたグラスを、コースターにのせて菜々の前に置く。
「どうぞ、プリンセス・プライドです。キミをイメージして作りました」
胸躍るようなパフォーマンスで作られたカクテルを差し出され、整った顔でにっこりされて、菜々はほうっと息を吐き出した。
「ありがとうございます」
そっとグラスを取り上げてカクテルを口に含んだ。カルヴァドスのほのかなリンゴの香り、アペリティフ・ワインとして飲まれることの多いデュボネの深い味わい、スイートベルモットの甘い香りと風味が口の中に広がる。アルコールに慣れていない菜々にも、甘くてとても飲みやすい。
「おいしいです」
菜々が顔を上げると、エイキの笑みが大きくなる。
「キミのために作ったんだ」
「どうぞ、プリンセス・プライドです。キミをイメージして作りました」
胸躍るようなパフォーマンスで作られたカクテルを差し出され、整った顔でにっこりされて、菜々はほうっと息を吐き出した。
「ありがとうございます」
そっとグラスを取り上げてカクテルを口に含んだ。カルヴァドスのほのかなリンゴの香り、アペリティフ・ワインとして飲まれることの多いデュボネの深い味わい、スイートベルモットの甘い香りと風味が口の中に広がる。アルコールに慣れていない菜々にも、甘くてとても飲みやすい。
「おいしいです」
菜々が顔を上げると、エイキの笑みが大きくなる。
「キミのために作ったんだ」


