「………なにそれ、」 遠野のくせに理解不能だ、意味分からない。 勝手に寝坊して遅刻で学校に行けばいいのに。 ……熱上がってきたかも。 ぐるぐる思考がぐちゃぐちゃになって、さっきの不意打ちの言葉を意識して。 熱くなってきた自分の頬に、頬よりかは冷たい自分の手を当てた。 「なに意識してんの、わたし…」 あんなの、誰にでも言うんだよ。うん。 わたしなんてただの同居人だしね。 それ以上の何にでもないしね。