「なんで!私達から彼等を奪うの!!」 仲間の一人が泣きながら叫んだ。 「アンタだけが被害者面してっ!転校初日に近づけたアンタには分かんないと思うけどっ!彼等は皆に尊敬されてるのっ」 「彼等に近づきたくても、無理なのっ!」 「なのにっ!なんで、アンタなのっ!!」 彼等を好きな女なんて山ほど居る 彼らの瞳に映りたいと願ったものだって。