「俺だって、里音に甘えてるよ?」
「え……?」
予想外の返答に、今度はあたしの方がキョトンとしてしまう。
光磨があたしに甘えている?
狩りの時に助けてもらっているのはいつもあたしの方なのに?
そんな疑問が湧いてくる。
きっと光磨はあたしに気を使ってそんな事を言っているんだ。
そう思った。
だけど、光磨は言葉を続けた。
「俺、蟲がいる事に気づくのが鈍いんだ。
里音と出会うまで蟲の存在に気づかずに手遅れになる事だってあった。
でも、里音に出会ってから、里音が先に行動してくれるから俺もそれに続いて蟲狩りをすることができるんだ」
「え……?」
予想外の返答に、今度はあたしの方がキョトンとしてしまう。
光磨があたしに甘えている?
狩りの時に助けてもらっているのはいつもあたしの方なのに?
そんな疑問が湧いてくる。
きっと光磨はあたしに気を使ってそんな事を言っているんだ。
そう思った。
だけど、光磨は言葉を続けた。
「俺、蟲がいる事に気づくのが鈍いんだ。
里音と出会うまで蟲の存在に気づかずに手遅れになる事だってあった。
でも、里音に出会ってから、里音が先に行動してくれるから俺もそれに続いて蟲狩りをすることができるんだ」



