「あっついな〜〜〜」
飲み過ぎちゃったかなと思いながら
カーディガンを脱いだ。
ヒールも疲れちゃったし
そろそろタクシー乗ろっかなと
思った横断歩道の手前で声をかけられた
「桐原さ〜〜ん!」
ふらふらっと手を振ったのは成瀬店長だった
「あれ?ちょっと!私より先に
帰ってませんでした???」
私がびっくりしている間も無く、
「み、みずー〜ーー」と
叫びながらリバースしてしまった…。
あちゃ

近くの自販機へ走り水を買うと
店長のもとへ戻った。

「少し、休みましょう。」
私は店長の肩を抱え、近くの公園まで
歩いた
店長の足元はしどろもどろで
ぐでんぐでん。
「ちょっとー、成瀬店長、大丈夫ですかー???もう!!!」