辺りには頼りない小さな外灯があるだけ。
あたしは携帯電話を何度も光らせながら辺りを見回した。
「この辺にいったはずなんだけどなぁ」
きらりと光るのは雪解けの反射はかりで、あたしの小さな『星』はなかなか姿を見せてくれない。
「こんなとこまで、リュウセイに似ないでよ……」
はあ、と小さくため息をつくと、コートの裾を膝の裏に折り込んでしゃがみこむ。
なりふり構わず、あたしは固い雪の影や濁った雪跡を手探った。
かすかな光をたよりに、何度も何度も冷たい雪の上を確かめるように手を滑らせる。
次第に温かくなっていく息遣いに、ふと思い出す。
リュウセイがきたとき、似たようなことがあった。
といっても、川の中で必死にあたしの携帯電話を探していたのはリュウセイだ。
今度は、あたしが雪の中で小さな星の欠片を探している。
リュウセイは…あの時、不安にならなかったのだろうか?
小さな身体で、身を切るようにただあたしのためだけに…。
そんなことを考えても、答えもブレスレットもでてこない。
なにも見つからないジレンマに、涙が出そうになったときだった。
道の端に埋もれたてんこもりの雪の影に、不自然にキラリと光る。
あわてて駆け寄り、手のひらに救い上げた。
「…あった」
ほっとしたのもつかの間、無性に寂しくなる。
あたしは携帯電話を何度も光らせながら辺りを見回した。
「この辺にいったはずなんだけどなぁ」
きらりと光るのは雪解けの反射はかりで、あたしの小さな『星』はなかなか姿を見せてくれない。
「こんなとこまで、リュウセイに似ないでよ……」
はあ、と小さくため息をつくと、コートの裾を膝の裏に折り込んでしゃがみこむ。
なりふり構わず、あたしは固い雪の影や濁った雪跡を手探った。
かすかな光をたよりに、何度も何度も冷たい雪の上を確かめるように手を滑らせる。
次第に温かくなっていく息遣いに、ふと思い出す。
リュウセイがきたとき、似たようなことがあった。
といっても、川の中で必死にあたしの携帯電話を探していたのはリュウセイだ。
今度は、あたしが雪の中で小さな星の欠片を探している。
リュウセイは…あの時、不安にならなかったのだろうか?
小さな身体で、身を切るようにただあたしのためだけに…。
そんなことを考えても、答えもブレスレットもでてこない。
なにも見つからないジレンマに、涙が出そうになったときだった。
道の端に埋もれたてんこもりの雪の影に、不自然にキラリと光る。
あわてて駆け寄り、手のひらに救い上げた。
「…あった」
ほっとしたのもつかの間、無性に寂しくなる。


