ウェーブのかかった金糸は、まるで寒さなんか感じさせない。
へんな服装も、彼にとっては至極当然のように変えることはなかった。
そして、幼馴染への義理固い性格を表している。
「……ベティ」
リュウセイがいなくなって、ベティはあたしと一緒にいてくれた。
口数の少ない彼はリュウセイみたく甘えるわけじゃない。
だけどベティがいることで、近からずもリュウセイが帰ってくるような…そんな気がしてた。
毎日、学校からの帰り道にはベティがいて、いつしか周りからは『番犬くん』なんて呼ばれているけど。
「オレの仕事だ」
本職である天立騎士団の職務だ、というベティ。
王位後継者のリュウセイに仕えるのだから、あたしの身の世話をするのも然りなのだと説明した。
…リュウセイと結婚するなんて、一言もいってないんだけど。
それでも文句も言わず、懲りずにあたしのそばで一緒にリュウセイを待っていてくれてるんだ。
なにがそうさせるのかは、あたしなんかがわかるわけがなかった。
「ほらほら、あたしより橘さんのほうが急ぎなよ!」
そういって白河さんはあたしの背中を押してくれた。
あたしのためにこんな遅くまで残っていてくれたのに…。
戸惑っていると、白河さんはスッと顔の高さまで手を上げる。
「ばいばい、また明日!」
へんな服装も、彼にとっては至極当然のように変えることはなかった。
そして、幼馴染への義理固い性格を表している。
「……ベティ」
リュウセイがいなくなって、ベティはあたしと一緒にいてくれた。
口数の少ない彼はリュウセイみたく甘えるわけじゃない。
だけどベティがいることで、近からずもリュウセイが帰ってくるような…そんな気がしてた。
毎日、学校からの帰り道にはベティがいて、いつしか周りからは『番犬くん』なんて呼ばれているけど。
「オレの仕事だ」
本職である天立騎士団の職務だ、というベティ。
王位後継者のリュウセイに仕えるのだから、あたしの身の世話をするのも然りなのだと説明した。
…リュウセイと結婚するなんて、一言もいってないんだけど。
それでも文句も言わず、懲りずにあたしのそばで一緒にリュウセイを待っていてくれてるんだ。
なにがそうさせるのかは、あたしなんかがわかるわけがなかった。
「ほらほら、あたしより橘さんのほうが急ぎなよ!」
そういって白河さんはあたしの背中を押してくれた。
あたしのためにこんな遅くまで残っていてくれたのに…。
戸惑っていると、白河さんはスッと顔の高さまで手を上げる。
「ばいばい、また明日!」


