10分ほどして学校へついた。


「「紅蓮の皆様よー!!」」
「「新さまー!!」」
「「湊さまー!!」」
「「北条さまー!!」」
「「葵さまー!!」」
「「陽向さまー!!」」


すごい…

でま1番は……




「「「「「「「魁さまーーーーー!!!!!」」」」」」」


魁……。

でも本人はウザそう。


それに…


「「「「なんなの?あの女。生意気だわ」」」」

「「「あの3人の前であんなに堂々とするなんてありえないわ!」」」


なにかしら。

それにあの3人とは誰のことかしら。

「気にするなよ。」

魁…。

『気にしてません。学校では、話し方変えるから。』

表はお嬢様。

私の家を隠さなきゃ。


「そうか。晴、雨。行け。

ぜってぇ守れよ。」

守らなくても大丈夫なのに。


「「ぅん!(あぁ)」」

魁皇達と別れて教室へはいる。

私は転校生として紹介された。

友達などいるわけがない。
なのに1人の女が話しかけてきた。

「ごきげんよう。私は秋風 翠と言いますの。転校してきて友達がいないだろうと思いましてね。」


この人嫌いだわ。私には合わない。

『ごきげんよう。愛沢 雫です。』

「でしたら、雫さんで良いですね。」

雫さんね。なんでもいいわ。

『ええ。 翠さんでいいかしら?』
「あら。翠でいいわ。よろしく。

さっそくだけどついてきてくださらない?ほら、学校のこと教えたいし」

学校か。
ちょうどいいわね。


『えぇ。お願いするわ。』

晴と雨には……。
言わなくていいわよね

学校を案内してくれるという翠に私はついていった。

でも信用してないわ。

上部だけの友達だから。

音楽室や美術室、図書室などいろんなとこを回った。

最後は……





空き教室?

「ここはね特定の方しか入ることができないのよ。でもあなたは特別ね。あの方たちに呼ばれているのだから。ウフフッッ

ではごきげんよう。愛沢雫さん