この自傷は、死にたいという願望よりも、構って欲しい、慰めて欲しいという気持ちの現れなのだと思う。


今でも時々、傷付くとカッターで腕を切るときがある。


とても痛いけど、心についた傷の方が痛かった。

この頃から私は考えが冷めていった。


そう、今の文章のように。


けど、この性格は気に入ってる。


でも、この性格で傷つく事もある。


私は昔から両親に大人のように扱われてきた。


だから、この歳になっても激しく愛情を渇望している。


でも、私の気持ちを知らない両親は、私の心にナイフを突き立てる。


そして、私は自分を傷つける。


私は紙に大きく、『親など信じるに値しない』と書いて貼っていた時があった。


それほどに両親を信じれない時もあった。


それは、傷つきたくない私の逃げ口だった。


信じなければ涙は出ない。信じなければ傷つかない。


そう、自分に言い聞かせても、涙がでた。


カウンセラーの人にそれを言うと、


『それは、自分の両親だから』


そう言われて、涙がでた。


悔しいけど、私の気持ちにはっきりとした言葉がついた。